試みの水平線。西湖カヤック&SUPツアー
2021.06.15

試みの水平線。西湖カヤック&SUPツアー

皆様こんにちは。
ROBROY designing outdoors
秋元悠佑です。

“試みの地平線”と言えば、1986年〜2002年まで、
雑誌ホットドッグプレスにて連載されていた、小説家、北方謙三さんの青春人生相談。
質問に対しての回答が、結局最後は、「ソープに行け!」となる、あまりにも有名な伝説の企画であります。

今回は西湖らしく、その「水平線」バージョンで。結局最後は、「カヤックに行け!」となる、はじめて西湖でカヤックを体験する話。

週末日曜に、ROBROY西湖カヤックツアーに参加頂いたのは、午前も午後も、車イスライダーの方でした。
AMは、気の置けないイスライダーのお友達、青木さんが幼馴染家族を連れて参戦。
青木さんは、私の知る限りでは、チェアバスケもチェアスキーも楽しむスポーツマンで。カヤックも、ハンドサイクルと絡めてこれまで何度か西湖に来て体験頂いています。今回は初めてご家族を連れて、足立からやってきてくれました。
全員男子の、息子たち小学生キッズは、元気がいいのなんのって。
青木さんの人柄か、友人のチャーさんご家族もノリが良く、
ママ達は替えの着替えもないのに、SUPにスタンドアップ!
落ちたら落ちたで、その時に考えよう、とするマインドが大好きです。(笑)

青木さんがまさにそうなのだけど、イスライダーの方たちは、付き合っていて気持ちが良い人が多い。
私の仮説ですが、普段視点の違う景色を見ているから、物事をフラットに見れるという事があるんじゃないかなぁって。

遊びをわかっている楽しいご家族と共に、西湖で楽しい時間を共有させて頂いたのでした。
早速、7月にまた来てくれるらしい。(笑)

PMは、これから来る学校体験の下見も兼ねて、AMとは全く別の車イスライダーのご家族が、カヤック初体験でやってきてくれました。びっくりするくらいの美人親子、ハナちゃんご家族。
きっとこれまで、いろんなことを諦めたきた経験があったかと思いますが、カヤックだけは皆に開かれているスポーツ。タンデムカヤックでのツアーをお母さんと一緒に体験して頂きました。

こっちがガイドカンパニーやってて、言われて一番嬉しい言葉は何かというと、
「あなた(ROBROY)のおかげで、カヤックが体験出来ました」と言って頂くことです。
こういう言葉に救われて、なんとか続けてこれてます。
金じゃないんだよ。ホントに!(笑)

当日は、まさにそんな言葉を頂き、こちらのカヤッカー冥利尽きるというか、そんなツアーになりました。
読書家の女子高生ハナちゃんと、辻村深月さんに関するおしゃべりは、おじさんにはとても面白かったなぁ。

湖の上はフラットだから、そんな景色を眺めている時、普段よりも少しだけ素直になれる。
フネの上では、視界の高さは同じだし、おしゃべりしやすい。イスライダーのお二人とおしゃべりしながら、そんな事を感じました。

初体験の新たなチャレンジの場としての、「試みの水平線」。水の上は、フラットだ!それは、誰しもに開かれている。

人生のお悩み相談が私に来たら、結論は一言。
「カヤックに行け!」

Mr,ハードボイルド、北方謙三先生。(大学の先輩だそうです)
尊敬しております。

本日もありがとうございました。

【ROBROY designing outdoors】は 

西湖専門 パドルスポーツガイドサービスです。

皆様のご連絡を、心よりお待ち致しております。