日本一ゆるい代表戦レビュー。森保監督は理想の上司? カタールW杯アジア最終予選3月シリーズ
2022.03.31

日本一ゆるい代表戦レビュー。森保監督は理想の上司? カタールW杯アジア最終予選3月シリーズ

皆様こんにちは。
ROBROY designing outdoors
秋元悠佑です。

カタールW杯アジア最終予選、3月シリーズ。
オーストラリア対日本、日本対ベトナムの2試合を、DAZNにて鑑賞しました。
日本はオーストラリアに0-2で勝利して、7大会連続でW杯出場決定です。(ベトナムとは1-1の引き分け)

○ まさかのエンタメマッチに。

大一番となった、アウェイのオーストラリア戦。
「引き分け」は良くても、「負け」はだめという条件で、会場はヨーロッパからは地球の裏側になる、雨のシドニー。
それなりにプレッシャーはかかっただろうに、試合は固い展開になることなく、むしろオープンな打ち合いとなりました。観ている観客には、打って打たれての面白い展開。
それなりにひやひやしましたね。(笑)

この日の日本は、怪我で使えないので、いつものスタメンをいじっています。
森保監督は、いつもの大迫ではなく、FW浅野をセンターで起用。
足の速さを全面に押し出すスタイルとなった事で、裏への意識が働き、オーストラリアはラインを高く上げようとする意識がないように感じました。

なので、ゴール前までは、割と簡単に侵入出来ます。センターの浅野と右の伊東で持って、左の南野でシュート、のシーンが前半から何度も。

なぜ浅野が左で、南野が中でないのかは相変わらずの謎ですが、オーストラリア相手には、この起用が当たりました。試合内容は大味で、何だか高校サッカーみたいでした。(笑)

○ 役者が際立つ。

これもオーストラリア戦。面白い試合になった要因は、他にも。
この試合は役者が立っていました。普段は出ないDF山根とFW浅野も見せ場があり、途中出場のFW上田も良いシュートを放って、極めつけは、後半39分から出てきたFW三苫の2連発。
終盤に試合を決めるのも、エンタメ度高し。こうして役者の立つ試合は、観ていて面白いものです。

さらにこのアジア予選では初めて、今回は相手の役者も立っていて、10番のFWフルスティッチが良かったですね。日本にはない”可能性のあるフリーキック”が怖かった。

ただ、オーストラリアは随分大人しくなりました。
かつては、キューウェルとか、ケーヒルとか、アロイージとか、結構痛い目に合わされましたけどねぇ。
はっきりと弱くなっちゃったな。オーストラリア。

○ 気が抜けた、ベトナム戦。

実力的にはだいぶ差があるはずのベトナムには、ホームで1-1の引き分け。
予選突破が決まって気が抜けたのか、素人目にも明らかにマークがゆるいと感じたし、日本はマイボールを”こねすぎ”な感じ。
このあたりはベンチワークでなんとかする問題じゃないかと思うのですが、そういう指示が果たして出ていたのか?
うーん、何だかねぇ。。

旗手は良かったけど、前半で変えちゃうんだもんねぇ。。

○ 森保監督のマネジメント論&ラストピース

さて、結果的にグループ2位で、予選突破を決めた森保JAPAN。
最初の3戦、1勝2敗からのスタートで、どうなることかと思われたわけですが、
お陰様で、11月のW杯を当事者として楽しめる事になりました。
楽しむだけのにわかファンとして、これだけは良かった、良かった。

森保監督の采配は、はっきり言って私のテイストとは合いません。
正直、この予選突破をもって勇退して頂きたいと思う程ですが、そこを無理やり好意的に解釈すると、組織の人間関係を重んじて、マネジメントが上手な人なのではないかと思います。

サッカーはチームスポーツで、代表ともなれば、「子供の頃から地域で特別上手かった」人が寄せ集めでプレーするわけで、その集まりの中では、エゴやプライドがめっちゃ渦巻くだろうなと想像します。

今回の予選でも話題になった「長友・大迫スタメン」問題や、交代選手が「柴崎・原口」問題や、「GK川島・DF佐々木翔」代表選出問題は、つまり、代表チームをクラブチームとして捉えていて、そのチーム内での人間関係を最も重視した結果なのかと。

だからか、今回の代表チームは、不思議と内部の不協和音のようなものが外部に漏れてこないです。
こんなに結果が出てないのに。
それは4年前のハリルホジッチ体制とは全然違うところだと感じます。
森保監督はきっと、内部の選手からは、上司として人気があるんでしょうね。

良くも悪くも、日本人監督を据えることの良さが出ているということでしょう。
森保監督はおそらく、戦術や相手を研究するよりも、ベテランに声をかけたり、選手の気持ちを親身になって考えるタイプの監督で。人柄は良いに決まってます。

そういう意味では、監督よりもコーチが適任といったタイプに感じます。
だから見ているとこのチームは、選手の仲は良いけれど、相手に合わせて思い切った博打を打つことが出来ない。
世界のなかで日本が横綱で、強ければそれでも良いと思うのですけど、W杯は相手が強くて、日本が最弱。ジャイアントキリングを狙うわけですから、思い切った賭けに出られることこそが重要かと、素人的には思うのですけれどねぇ。。

コロナの影響もあって、実はもうほとんど準備期間もなく、11月のカタールW杯本大会を迎えます。(これは相手も同じだが)
なので、おそらくチームのベースは変わらず、このまま決戦に臨むことになるのでしょう。
スタメンを考えると、今や川崎フロンターレ出身選手が大活躍。チームは「川崎ベース」となります。

ベテランを使うのが上手い事がわかった森保監督。
もう時間のないこの状況となれば、予選リーグ3試合だけ持って、なんとか決勝トーナメントに進むことを考えるのが、現実的な目標ラインでしょう。

ベテランの力を大いに頼って、3試合だけ持てば良い。
そうなると、私の考える、この代表におけるラストピースは1人しかいません。

川崎フロンターレの35歳ベテランFW。2018JリーグMVP。初のW杯に懸ける思いもあるはず。

そう、川崎の攻撃の中心、「家長昭博」だ!

素人のいいたい放題。楽しませて頂きました。

ありがとうございました。

【ROBROY designing outdoors】は西湖専門 パドルスポーツガイドサービスです。

皆様のご連絡を、心よりお待ち致しております。