ROBROY秋元のシネマランキング-2021-
2022.01.04

ROBROY秋元のシネマランキング-2021-

皆様こんにちは。
ROBROY designing outdoors
秋元悠佑です。

あけましておめでとうございます。

正月恒例企画(に今後していきたい)、ででん!!

「ROBROY presents シネマランキング-2021-」

を発表させて頂きます!

○ 10位
映画大好きポンポさん(平尾隆之監督)

アニメーション枠で、今年は「シン・エヴァンゲリオン」と悩んでこちらをセレクトしました。
こういう映画は観たことがなかったし、ポンポさんから飛び出す格言が、何しろやる気が出るし、鑑賞後の爽快感が素晴らしかったです。
何度でも見返したくなる仕掛けが満載の、素晴らしいアニメーションでした。
10位には、入れておきたい感じですかね。

○ 9位
最後の決闘裁判(リドリー・スコット監督)

83歳の大巨匠リドリー・スコットの最新作を、まだ劇場で観れる幸せ。
アートフォームとしての「映画」とは何なのか?を問いかけてくるような、素晴らしく重厚な大作でありました。やっぱり、リドリー・スコットは凄いし、こういう重くてしっかりしたやつを映画館で観たいです。

○ 8位
猿楽町で会いましょう(小山隆監督)

「花束」と「街の上で」とセットで”青春三部作”といった感じで、今年観られて良かったのがこれ。
主演の若手俳優の2人、石川瑠華と金子大地を知れたのも良かったし、これが初監督作の小山隆監督の作品を観れたのも良かった。あまり制作にお金がかかって無さそうに見えますが、制作費が無くても優れた映画は撮ることが出来るということを今作が証明していると思います。ストーリーは、ただただ「若気の至り」みたいな話だけど、人間だから、こういうダメな部分もあるよね。映画では、そういう「人間の本質」が観たいよね。

○ 7位
街の上で(今泉力哉監督)

「花束」と「猿楽町」とセットで観るべき、”2021青春三部作”の二作目。
若いこと。まだ何者かになる前のこと。
青春期のモラトリアムな感じが良く捉えられていて、味わいが良かったです。
城定イハ役の中田青渚が恐ろしくかわいいので、今観ておくべき作品。
2021年の中田青渚を記録することは、後世の人類に対する責任と義務であります。

○ 6位
キャラクター(永井聡監督)

これ、フジテレビ制作の映画という事で、完全に舐めてました。
「踊る大捜査線」のような展開かと思いきや、相当良く出来ていて、制作陣の本気を感じた次第。
素晴らしく面白いエンタメ作品に仕上がっていました。セカオワFukaseも印象的だったし、清純な役柄の高畑充希をあそこまで追い込むとは。。
ずとまよACAねの主題歌も良くて、とにかく他の人のベスト10に入ってないけれど、私は入れたい。相当良かったよ、これ。

○ 5位
プロミシング・ヤング・ウーマン(エメラルド・フェネル監督)

これも観た瞬間は、「人生ベスト級」だと感じた1本。テーマ設定、脚本、キャスト、音楽、そのどれもがネクストレベルだと感じた、ハイレベルな作品。
大人が観るべき、深い面白さを持った作品で、「映画」だなぁ。と思った作品です。
フェイバリットではないけれど、マストな1作。2021年の作品で、レコメンドで人におすすめするなら、私はこれかなぁ。

○ 4位
まともじゃないのは君も一緒(前田弘二監督)

肩の力を抜いて観られるほのぼのラブコメディなのだけど、めちゃめちゃ面白かった。
だれが観ても楽しめる、このくらいの、「日常生活の些細な幸せ」を切り取るような映画を身体が欲していました。(笑)
主演の清原果耶が一気に好きになって、そのまま朝ドラ「おかえりモネ」を観ることになりました。(笑)

○ 3位
イン・ザ・ハイツ(ジョン・M・チュウ監督)

観終わった瞬間、「人生ベスト」映画だと思いました。でもランキングでは3位。(笑)
ミュージカル映画って、結局、家で配信で観てもしょうがないんですよね。
ストーリーも音楽も素晴らしくて、鑑賞後の余韻は、今年1番だったような気がします。
今後も人生ベスト映画は、と聞かれたら、しばらくは「イン・ザ・ハイツ」と答えると思います。
そのくらいの人生ベスト級、大傑作でした!

○ 2位
サマーフィルムにのって(松本壮史監督)

この映画は、「ベストエンディング賞」というか、終わり方が最高過ぎる映画でした。
映画史上、最も鮮やかではないのか!
夏に求める全てが、この映画には詰まっていました。
サッカーに例えるなら、人生ベスト映画は、「イン・ザ・ハイツ」なのだけど、それは「ヨーロッパチャンピョンズリーグ」であって、「サマーフィルムにのって」は、J2で我がVF甲府が優勝した瞬間とでも言いますか。
瞬間的にアガるのは、断然にこっち!

今年映画を観て、最も熱くなった瞬間がサマーフィルムのエンディングでした。いやー、本当に素晴らしかったなぁ。
今作がきっかけで、主演の元乃木坂46伊藤万理華の推しとなりまして、ドラマ「お耳に合いましたら」を観ることに繋がりました。(笑)
とにかく最高の映画で、実質的なNo.1はこれです。大々大傑作!!

○ 1位
花束みたいな恋をした(土井裕泰監督)

結局、1位にこれを選んでしまいました。1位にすると、他の人のベストと変わらず、オリジナリティが無いかなとも思いましたが、「花束」が1位なのは、これはもう、しょうがない。降参しましたね。(笑)
これまでに劇場で、のべ6回観ていると思います。パンフレットも初めて買いました。
この作品は、私の人生を隠しカメラで撮影していて、それがそのまま映画になっています。(笑)言ってしまえば、そういう感じ。
2021年を振り返ると「花束みたいな恋をした」があったということは、個人史に照らし合わせても、かなり大きな事だったと思っています。
1月公開作なのに、年間ベストで1位にせざるを得ない。本当に、特別な映画となりました。
他の作品でそんな事したことないけれど、これから先も何度も見直す事になると思うので、ブルーレイBOXを買おうと思っています。あの「劇場版ガスタンク」が収録されているらしいし。(笑)
坂元裕二という希代の脚本家に出会えた作品としても、思い出に残る作品となりました。「大豆田とわ子」をアマプラで見直そっかな。

結局、1位は「花束」。
でも「花束」が1位なら、10年後にこのランキングを見直しても、後悔のないベストテンになったと思いました。

○ 感想

「あのこは貴族」や「BLUE」や「空白」や、
「少年の君」や「モンタナの目撃者」や「マリグナント」や、
「茜色に焼かれる」や「JUNK HEAD」や「ベイビーわるきゅーれ」や、
「ひらいて」や「海辺の女の子」や「MONOS 猿と呼ばれし者たち」といった、観ようと思ったが観られなかった作品があまりに多すぎて。
そんな状態のベスト10に意味があるのかと思いましたが、それでもやってみると「孤狼の血 LEVEL2」や「ザ・スーサイド・スクワッド」を入れられないという状態で。
めちゃめちゃ悩んで、めちゃめちゃ楽しみました。

映画館が存在しない河口湖という街に住んでいますから、簡単ではないですが、「劇場で新作映画を観る」という行為を通じて、人生が爆上がりした印象があります。人生を前に進めるのは、映画なんだという事に気づかせてくれた、そんな1年でありました。

今年も年間100本を目標に、新作映画を劇場で鑑賞して、感想を上げていきます。
何年もコツコツ続けていって、いつか界隈から”発見”されるのが、今のモチベーションですね。(笑)

自己満足のためにやっています。
今年もお付き合い下さいませ。

ありがとうございました。

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