プレイバック2021 〜 今年もお世話になりました。
2021.12.31

プレイバック2021 〜 今年もお世話になりました。

皆様こんにちは。
ROBROY designing outdoors
秋元悠佑です。

年末大晦日を迎えました。
ROBROYがツアー会場にしている西湖南岸は、終日太陽光がささない厳冬期を迎えております。

お陰様で今シーズンも、無事にROBROYのツアーシーズンが終了致しました。

ツアー参加頂きましたゲストの皆様、スタッフ、関係者の皆様。
皆様に支えて頂き、今日も生きています。
お世話になりました。
ありがとうございました。

さて、今年を簡単に振り返るとします。
生きてりゃ当然、個人的な事、会社的な事と、今年も大問題が発生しまくって、なんで毎年そうなるのか!
相変わらずの綱渡りっぷりを披露したわけですけれども。。

ここでは会社的な、仕事における振り返りをしたいと思います。

1.弟子がやってきた!(平岩達樹の加入と湖の上商店の開設)

なんだかんだ言って、今年一番大きかったのはこれ。人は宝。人材は財産。
人生初の社員であり、弟子が来てくれました。平岩達樹、25歳。
思えば、私のやってるROBROYという会社は、現場作業を1人で回すには、規模が大き過ぎると感じていました。体力的には、かなり無理して回したよなぁ。
これ、私の代わりに、誰か代わりにやってみろよって感じ。
それでも7年か。。
どうにかこうにかやってきましたが、加齢も重ね怪我も増えてきて、このスタイルも限界かなと思ったタイミングでの常勤スタッフの加入となりました。
いつだって天に声が届き、ギリギリのタイミングで助けが来ます。

と思ったものの、世はコロナの真っ只中なわけで、「給料払えんのか?」という津波のようなプレッシャーに寄り切られそうでしたけれども。(笑)

私がこだわって、ドラフト1位で引っ張ってきた彼の1番の売りは、なんと言っても「パドラーとして1流である」という点。
ROBROYがスタッフを抱えるのであれば、カヤックの腕前だけは私以上の人間を取りたいと思っておりましたので、ここは私の念願叶って良かったところ。彼と一緒にいることで、カヤッカーとしての私の腕が上がる事を期待していました。
おそらく、その効果は出てきているんじゃないか?

「湖の上商店」というサブブランドを立ち上げ、その運営を彼に任せています。私とは違った発想でもって、店の運営を考えてくれています。

雇用して1年戦ってみて、その是非は簡単に一言でまとめられないけれども、
人を育てるという事は、すなわち自分を育てるという事を、彼から教えて頂きました。

2.ROBROY流ツアースタイルの確立!(リバーカヤックとサップツアーのコンボスタイル)

西湖という湖でパドルスポーツのガイドサービスを案内していますが、「湖でROBROYだから出来る事」は何だろう、という点をずっと試行錯誤しながら考えて来ました。
同業他社のガイドサービスと比較して、ROBROYの売りとしてはやはり、「パドラーとしての技術を持っている点」だと思うのです。その点を押し出しつつ、湖遊びの面白さを強調したカヤックとサップツアーのコンボスタイルを確立出来たのは、今シーズン大きかったところかなと思っています。お陰様で、評判も上々でしたし。(笑)

3.ROBROYのターゲットカスタマーはこれだ!(お客を選ぶ会社)

2021年は、ターゲットカスタマーは誰なのか、という点を追求してきた1年でありました。
様々な幸運が重なり、ご案内のチャンスを頂きまして、おぼろげながら見えてきたのは、
「子供とマイノリティ」というテーマでした。
子供の水遊びの体験をさせるならROBROYだし、社会的マイノリティの方、(具体的にはハンディキャッパー)の体験をするならROBROYだ、という自分の中でのイメージが完全に出来上がった1年でした。
10年先を見たときに、1番大きかったのは、実はここかもしれない。

4.流動的に団体事業に対応(コロナが何だ)

コロナ2年目の2021シーズンの方が実は打撃が大きくて。
それは初年度の2020シーズンと違って、「予約は入る」状態であったこと。
そもそも予約が入らなかった2020シーズンと違って、緊急事態宣言のたびに、スケジュール管理、下見対応、リスケ、キャンセル対応などの事務が膨大に発生しました。
その中で、細かいミス、ヒューマンエラーは発生しましたが、なんとか無事に乗り越えられた点は、良かった点だと自己評価しています。
魂込めましたので、仕事の内容、クオリティの部分は結構良かったと思っています。
それなりに、しんどかったと思うんですけどねぇ。(全部忘れた)

5.過去最大の先行投資(ここ数年が勝負)

コロナで先行きがどうなるかもわからないのに、ROBROYは勝負の年と位置づけて、過去最大規模の先行投資に打って出ました。ここらへんは、社長の性格によるものだと思うのですけど。(笑)
クリークボーダーが、明日の心配をしてもしょうがない。
軽トラの新調。スターボードのSUPの導入。パームのPFD。カメラ、Go Pro、i pad。
社員に「攻めろ」と言っておきながら、社長が攻めない会社もあるかと思いますが、そんなのだけはごめんだ、と思って賭けに出た結果であります。
すべてが素晴らしい仕事をしてくれていますが、勝負の結果は、もうしばらくしないとわからないかもしれませんね。

○ 来たるべき、2022シーズンに向けて。

それでも明日はやってくる。
来年度の大きな目標としては、
11月30-12月20で計画しているNZカヤックトリップが待っています。
これが、セルフプロジェクトとしては最も大きなものになります。
そこで得た経験、情報を西湖の舞台に還元する、そんなシーズンにしたいというのが、今のモチベーションです。

そんなわけで、”世界”を意識した1年にしたいと思っています。

地球が舞台のアウトドア・スポーツのプロをやっていて、ドメスティックに縛られるのはありえない。
コロナを経て、ますますその思いが強くなりました。

いろいろあって、今、人生史上最も自由ですから。(笑)
他人が羨む軽やかさで、この世界を駆け抜けたいと思います。

仕事の目標?相変わらず、売上目標とかはありません。
ただ、目の前に頂いたお仕事をコツコツとこなして行きたいと思っております。
フリーランスなので、依頼がなければそれで終了。
依頼を頂けるだけの、”価値”を作り出して行きたいなぁと思う所存であります。

来年度も、秋元、平岩のガイド2名体制、
株式会社エイムのバックアップサポートを頂き、
ROBROYは存続することが出来ます。
もう1年生きていける。

その他、多くのサポートに感謝をしまして、
お客様への品質のクオリティで持って、感謝を返させて頂きたいと思っております。

俺たちまだ、始まってもないよな?
引き続き、夢見る中年にお付き合い頂けたら幸いです。

今年もお世話になりました。

ありがとうございました。

【ROBROY designing outdoors】は
西湖専門 パドルスポーツガイドサービスです。

皆様のご連絡を、心よりお待ち致しております。