RIVER KATSURA Kayak Session
皆様こんにちは。
ROBROY designing outdoors
秋元悠佑です。
日曜日の午後。おそらく最後のフリーな日曜日という感じがしましたので、慌てて誘って行ってまいりました。カヤックセッション、桂川ダウンリバーです。
こちらからの急な声掛けに答えてくれた、信頼出来る先輩カヤッカー2名と一緒に。ヤッさんとウカワさん。ダウンリバーは一人じゃ出来ません。仲間がいるありがたさよ。
水量は前日の雨の影響で微増。もう少し欲しいというのが本音ではありますが、まあ良い方でしょう。
水温は温かいけれど、風が強くて肌寒いコンディション。釣り人はコース上では見かけませんでした。コースは、プレイボーダーには名の通った鳥沢ホールから下流、ラフティングコースを使用して行いました。
私はいつものように、フリューイッド「ネメシス」というボートに、ワーナー「プレイヤー1」というパドルで参戦。
さて、今回のテーマは、ホールにおけるサイドステイ、バックステイからの、仕掛けというテーマで望みました。サーフィンは割と得意な方ですが、それが出来たらサイドステイという段階になります。ボートの角度、ウェーブの中での位置取り、バウの右岸向き、左岸向きでも感じが違って、これがなかなかに難しい。(笑)
プレイボートは、トリックを楽しむ、カヤックにおけるXゲームです。しかし、まずトリックを仕掛ける段階に持っていくまでが一苦労。ホールの中でステイ出来ないと、トリックには入れないのです。私はまだ、満足ににステイ出来ない。。
まだまだまだ、練習不足であります。この道は、果てしなく長く続きます。
カヤックは、自分の受ける感じとして、毎日毎日練習する必要はありません。ただ、あまり感覚を空けずに次の練習を入れていく必要があるかなと思います。川に行く練習の時間を作ること。湖で出来る練習を確実にこなすこと。イメージトレーニングをすること。映像で研究すること。(今は世界中のカヤッカーの映像をYou tubeで観ることが出来ます。)
出来ることはたくさんあります。1歩1歩前進あるのみです。
私は、すべてが出来るようになってから、もう第一線を退いて”あがり”でインストラクターをやっているわけではありません。現在進行形のプレイヤーであることにこだわってやっています。発展途上で、今が成長期であると信じて。
上を見ればキリがなく、私より上手いカヤッカーは、こんなにマイナースポーツなのに全国にたくさんいます。そんななか、肩書としては、プロカヤッカーになりました。
プロとして、ひとりのカヤックを愛する人間として、もっともっと上手くなりたいです。
私に出来ることは、「上手くなる過程を見せること」だと思っています。
出来ないところから始まりました。30代から始めました。少しづつ前進してここまで来ました。思えばロールもどれだけやってマスターしたと思っているんだ。
そんな私に出来ることは、出来ないことが出来るようになる、その瞬間の気持ち、身体性をプロとして記憶しておき、言語化でもって再現性をもたせることだと思っています。
大人になって始めたことなので、子供の頃から気づいたら出来ていたというカヤッカーと、そこが違うのかなぁと。出来ない気持ちと、メカニズムがわかることが強みなのかなと思っています。
現状出来ませんが、出来るようになるための理屈と道筋は自分のなかで持っていて。自分が出来るようになれば、その証明にもなりますね。
何より、出来ないことが出来るようになった時、カヤックの世界は一気に広がって、もっと面白い世界がそこに待っています。そこにたどり着きたくて。。海外で、でっかく地球を感じてみたいものです。この、地球上で最も面白い遊びを使って。
上手くなるために、技術を磨くこと。技術を磨いて行く作業を、諦めないこと。
いくつになってもこういう感覚を保っていたいし、自分はこういうスタンスで、カヤックと向き合っていたい。
それが、プロを名乗ることだと思うから。
ヤッさんは50代で、キレキレのカートホイール。うん、かっこいい。
あそこまで追いつけるか?自分は、この人生で、どこまで行けるだろう?
カヤックライフは続きます。
桂川は、今日も最高の川でした。ありがとう。またお願いします。
2021シーズン 第19日目
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