好きなことで独立する方法。
皆様こんにちは。
ROBROY designing outdoors
秋元悠佑です。
私は、プロカヤッカーとして生きています。私の中でのプロの定義は、「それしか出来ないひと」だと思っていて、他の事が器用に出来ないので”しょうがなくやるもの”、という意識があります。
好きなことが仕事に出来たら楽しいなぁでは無くて、
プロとは、他の仕事が出来ないから、それしかないからやるもの、という自分なりの理解です。
私の場合は完全にそれに当てはまっていて、人生において、他の仕事はなかなかスマートにこなす事が出来ませんでした。そもそも、就職の経験がありませんし。どうしても就職活動をする気になれなかったし、スーツを着るのは自分には向いていないと思っていました。
だからと言って、何をやって良いかなんてまるでわからなかったので、ただひたすらに、アルバイトの日々を過ごして。20代の10年は、アルバイト漬けのフリーター生活を送って来ました。
紆余曲折を経て、多くの幸運によって、現在はカヤックのプロとしての生活を送ることが出来ています。本当にありがたいことです。もう、これしか出来ないと思っています。自分にはこれしかありません。良くも悪くも、もうやめられないのです。
と思っていたのに、例えばコロナのような”事態”は、突然にやってきて。。
コロナで無くても、地震でも、富士山噴火でも、これはどうせ、いずれやってくる未来でした。
さて、そこで考えます。これしか出来ないのに、これが出来なくなったらとうするの?
現時点での、自分の中での結論は、こうです。
「声かけて頂いた仕事を、全力で受ける」。
個人商店で、自分が商品です。カヤッカーで、カヤックしか出来ませんが、そこで培った経験を他の分野でもフルに活かします。例えば、私で言えばおしゃべりは得意だと思うし、コミュニケーションは長けている方だと思います。接客業は向いていると思うし。一番の売りは、「体力」です。体力だけで、ここまで来ました。
そんな私に、もし、カヤック以外の仕事を頂けるのであれば、それは全力で受けます。
最終的には、西湖でカヤックガイドしか出来ませんからそこに戻ってくるのですけど、今、一時的にそれが立ち行かなくなるかも知れませんので、その間は私でお役に立てるような仕事は、何でも引き受けて、あくせくと「かき集める」タフネスさを身に着けたいと思っています。
「頂けた仕事に対して、全力で納品する」。それが個で生きるということ。
という訳で、副業も考えながら、ROBROYはこの春も何とかやって行きます。私の勝手な構想では、例えば「ライティング」の仕事なんてどうかな、なんて。毎日更新しているこのブログもいい練習になると思うし、私のレベルは、このブログを見て判断してもらえば良いしね。
そんな風にして、私はROBROYを守りながら、この先何十年とプロカヤッカーとして生きていきます。
腹は、決まってるよ。
2021シーズン 第14日目
【ROBROY designing outdoors】は
西湖専門 パドルスポーツガイドサービスです。
皆様のご連絡を、心よりお待ち致しております。