アウトフィッターの安全の考え方は?
2021.04.15

アウトフィッターの安全の考え方は?

皆様こんにちは。
ROBROY designing outdoors
秋元悠佑です。

本日は、信頼出来るROBROYの保険担当、吉野さんと業務に関わる保険の打ち合わせであります。年に1度、東京からお越し頂き、対面での打ち合わせをお願いしています。

私達、アウトドアガイド事業者の事を”アウトフィッター”と呼びます。アウトフィッターは、大体の場合、傷害保険と賠償責任保険に加入して、もしもの際のお客様への対応と、事業者としての自分を守るための備えをしています。

ROBROYの事業内容で考えると、水物アクティビティですから、サイアクの際の死亡事故に備えて、という保証内容になっています。可能性として、限りなくゼロに近いところに保険を掛けてカバーして頂いているという形です。

さて、保険に入ってはいるものの、ROBROYでは、例えば傷害保険をお客様相手に使用したことは、これまでに1度もありません。無いようにやるし。水の上は、怪我をすることがなかなかありませんので。

ウチは安全です、というアピールではありません。むしろROBROYは安全を売りにしてないです。
重要なところなので、繰り返します。「安全を売りにしてはいません」。
ちょっと危険だし、危険だから面白いと思って下さい。考えに共感して頂けるお客様のみを対象にしています。安全とか、謳ってるカンパニーは胡散臭いとすら思っています。それぞれの勝手ですけど。

アウトドアスポーツは、私の定義では、自然の力を感じて、命の危険を感じるスリルがあるから面白いと思っています。命の危険を全く感じない体験は、それはもはやアウトドアの体験ではありません。
安全に過ごしたいヤツは家で寝てろ、という世界観ですね。

程度の差があれ命の危険があるとして、アウトドアの体験を申し込む時に、アウトフィッター任せになるのは間違っています。”危険だから楽しい”事を申し込むにあたって、責任を担えるのは自分だけです。

自然界では、自分で判断をしなければいけません。これは危険かどうなのか?自分でやれるか?

私自身がアウトフィッターなので責任逃れのようですが、いやいや、あなたの安全まで責任負えませんよ、と言いたい。面白さは提供します。安全は各自で確保しましょう。

そして、危険かどうかを判断出来る、目を養える活動をしていきたいです。こういう考え方を、プロとして広めていきたいですね。ここは、日本は海外に比べて大きく遅れているところ。落石があってガイドの責任になるなんて、日本だけでしょ。間違っています。ガイドがどう言おうが、自分の責任で生きるべきです。

これを、次世代の子供たちに伝えていきたいんですよね。ROBROYは教育旅行やっているので、子供たちの価値観に訴えたいところです。

自然の中で遊ぶのは、危険が伴いますが、抜群に面白いです。それをすると決めたのは、自分。自分の身は、自分で守りましょう。

では、どうしたら安全に遊べるか?というアドバイスは、こちらにおまかせ下さい。無傷では無いですが、極力安全に終わる方法を知っています。経験値があるんで。ケースをたくさん知っているので。安全は方法論なんですね。

コロナでビビってる世の中では、合わないのかな。いつか炎上するくらいの影響力を持ちたいや。

ROBROYは、安全安心なツアーとか言いません。ちょっと危険だけど、危険を回避するやり方は教えるよ。だから面白いんだよ、と伝えていきたい。

西湖には、カモシカも頻繁に現れる。危険でしょ(笑)
秋元は、面倒くさい男なのです。でもこれが、ウチのスタイルなんだよね。

価値観に合う方は、是非。西湖でお待ちしています。

2021シーズン  第15日目
【ROBROY designing outdoors】は 

西湖専門 パドルスポーツガイドサービスです。

皆様のご連絡を、心よりお待ち致しております。