アウトドアガイドは、天気を何でチェックする?
皆様こんにちは。
ROBROY designing outdoors
秋元悠佑です。
雨の日曜日であります。
AMは、水の増水した富士川で、
いつもの「かわいいカヌークラブ」のゲート練習を行いました。
私は寒さもあり、背中の筋肉を肉離れ。。
なんてこった。
気をつけるので、逆に大怪我はないものの、
怪我をすることが増えてきました。これも歳なのかなぁ?
アスリートは、35過ぎてからが本当のデビューであり、スタートだと思っています。
生活の時間や体力のやりくり。時間とお金には限りがあって。
そのなかで、楽しみを見出す。
成長よりも、引き算を楽しむこと。
体力は減っていますが、そのやりくりの面白さは増していると感じています。
背中の肉離れは、結構やっちゃって、痛いは痛い。
明日の仕事に響くと辛いので、サウナで良くほぐしましょう。
さて、雨なので、本日は天気に関して。
私は、職業アウトドアガイドでありますので、天気がすべてを決めるといっても過言ではない人生を送っています。こんなめんどくさがりな性格でも、天気予報だけは欠かさずチェックする生活を送っています。
シーズン中は特に、団体体験は「雨天プログラム」への切り替えが発生しますから、(その準備が大変なので)
雨になるのかどうか、気が気でないという状態になるのです。
これ、野外教育関連系のお仕事をされている方共通の、あるあるのお悩みなのだと思います。
ROBROYとしては、近年はアプリを使って、3社の天気予報を見比べるスタイルを採用しています。
- tenki.jp(日本気象協会)
- ウェザーニュース(ウェザーニューズ社)
- 気象庁
天気予報でも内容が、この3つで異なる場合があるのが不思議です。
例えば教育旅行のカヌーの体験が予定されているとして、雨天が予想されるとなると、
晴れバージョン、カヌーの準備をして、
雨天バージョン、「勾玉つくり」とイニシアティブゲーム
の両方を、体験人数分用意しなくてはならない大変さがあるわけですね。
天気予報が生命線ですが、始めポータルのYahoo!天気を確認して、
その後アプリの出来の良さと使いやすさで、tenki.jpを使うことが多いです。
ですが、降水確率が微妙な時、日によってはウェザーニュースと全然違うことがあり、
そんな時は、気象庁の天気予報も確認して、3社トータルで見て判断をしているといった形です。
ROBROYの事業で、1番の天気の悩みなのが「雷」。
カヌーの体験は基本濡れるので、参加者にも濡れても良い服装を事前にアナウンスしていますから、
小雨程度の雨であればほぼ決行となります。
しかし、西湖は標高900メートルの山間の湖。
夏は天気が急変して、雷が落ちることが良くあります。
湖の体験では、雷が最も危険な気象ファクターとなりますから、ゴロゴロいったら、そこで体験は即終了としています。運悪く、体験中の学校でも、年間で1校くらいこういう学校があったりします。こればかりは、どうにもならない。
近年は、滝のようなスコールのような雨も増え。。
7月8月、天気に悩まされることが増えてきた、そんな印象です。
9月10月はもちろん台風があるし。。
かと言って、6月は梅雨で。
5月は強風が吹く傾向があります。
つまるところ、結局すべては天気次第。それが文字通り、アウトドアで生きるということです。
実はこの文章は、シンセサイザーが最高なアメリカのエレクトリック・ジャズバンド、
「ウェザー・リポート」の最高傑作「ヘヴィ・ウェザー」を聴いていたので、そこからテーマをもらって書き出してみました。1977年発表の作品なのに、映画ブレードランナーのような、
その当時、思い描いていた未来感のようなものが感じられて、逆に新鮮ですね。
シンセサイザーが素晴らしく心地よい。
つくづく、天気に生かされ、天気と共に生きていますね。笑
シーズン開始まであと11日!
【ROBROY designing outdoors】は
西湖専門 パドルスポーツガイドサービスです。
皆様のご連絡を、心よりお待ち致しております。