恋愛とは、歩調を合わせること。映画#まときみ
2021.03.22

恋愛とは、歩調を合わせること。映画#まときみ

皆様こんにちは。
ROBROY designing outdoors
秋元悠佑です。

ガイドカンパニーの公式ブログに、映画の感想ばかり書いていると言われそうですが、一応これにも自分なりの建て付けをもっておりまして。
何かを体験した後に感想を伝える(言語化する)ということが、この仕事(ガイド業)の1番のトレーニングになると思っているからです。そして、良いガイドとは”教養があること”であると信じていて、それを目指してもいるので、自己投資として映画鑑賞をしているわけであります。

だだの現実逃避で道楽だろと言われれば、それもそのとおりであります。

さて、昨日TOHOシネマズ甲府にて現在公開中、

映画「まともじゃないのは君も一緒」を観て参りました。

恋愛映画なんだけど、素晴らしいコメディでした。

良かった点

  • タイトル秀逸。
  • 予告が素晴らしい。
  • 上映時間98分でテンポ感最高。
  • 役者陣がハマってた。
  • 登場人物が多過ぎないのが良い。
  • 会話の掛け合いが良い。
  • 伏線回収がきちっと出来ている。つまり映画である。

予告編が面白い作品は、総じて内容も面白いもので。
これは、予告を観た段階から観たいと思っておりました。
肩の力抜いて観るには、上映時間もちょうど良いし。
役者陣、適材適所で良かったなあ。

会話劇として素晴らしくて、つまり脚本が上手ということなのだと思いますが、「2人の会話をずっと聴いていたい」と思わせる構成になっていたのが見事だし良かったです。

私が大好きな映画「花束みたいな恋をした」とも共通するテーマにもなりますが、この映画は歩く映画です。やたらと歩くシーンが出てきます。

考えてみれば、隣同士に歩くという行為は、相手の歩幅や歩くペースに合わせなければならないわけで、それ自体が恋愛のメタファーなんですよね。

わかり会えないと感じていた2人が「隣同士で歩く」を繰り返すなかで、少しづつ理解を深め、横にいることが自然に感じる距離感になり、むしろ相手が自分以外の人と歩いているのを見ると不快にすらなっていく。

という感じが上手く描かれていて、「歩く」の使い方がいいなと思いました。なんだか、こちらも歩きたくなりました。笑

2人が紆余曲折を経ながら距離を縮めいって、

“理解の入り口に立った時が、恋愛の始まり”

という恋愛映画の王道にして普遍なテーマが良く描かれています。面白くないわけがない。私には、この作品素晴らしく良かったです。
そして、主演の清原果耶さん。

私が邦画を観る時のモチベーションのひとつに、「主演女優の輝き」があるのですが、清原さん、ブサイクな表情も出来る美人でありまして。表情からの情報量が非常に多い、比類のないオリジナルな魅力があふれる良い女優さんですね。輝きに見惚れました。

「花束みたいな恋をした」も清原さんの”瑞々しさ”で成立したところがあるわけですが、主演になっても画面に引き込む引力が凄まじく、褒めないわけにはいかないすっかりファンにさせられてしまいました。完敗。

まとめると、「2021年の清原果耶を記録するのは、後世の人類に対する責任と義務である」

と思った次第。笑

素晴らしい映画体験に感謝して、自分の人生に、ROBROYの営業に活かしていきたいです。

シーズン開始まであと10日!

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