アウトドア的地政学
2021.01.16

アウトドア的地政学

皆さんこんにちは
ROBROY designing outdoors
秋元悠佑です。

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ヤフーニュースで、
「アミューズ、富士山麓へ移転計画か」
というニュースが出回りまして、現地はざわついております。

何でも、リモートワークの時代。東京本社の機能は様変わりしていくとか。

現地在住、秋元の耳にも、噂話レベルの話が届いております。

そこで、

現地アウトドアガイドが考える、富士山麓(北麓エリア)特に西湖。
アウトドア的観点から見たポテンシャルを見て行きましょう。

1. 東京から近い

90キロってことで、新宿-河口湖で1時間40分です。
高速バスは、インバウンドの追い風を受けて、20年の間に大増便。便利になりすぎ。
コロナ特別編成でなければ、1時間に直行便が2本走っています。(採算合うんだろうか?)
7年前、秋元が東京生活から切り上げて、地元に帰ろうかなと思った大きな要因にもなりました。
別に暮らさなくても、行こうと思えば、すぐに行ける。(上りも下りも)そういうロケーション。

2. 富士山パワー

地元民には、当たり前すぎて価値はわからない。
秋元は、富士山ガイドもやらないので、全く、何の思い入れもない。
しかし、お客さんは喜んでくれるんだな。
富士山パワーは、日本人みんなにあるみたいだ。

3. 山と森と湖と

それだけ東京からアクセス良いのに、自然は豊か。
山(富士山)と森(樹海)と湖(西湖)のコラボレーション。
森と湖の国。フィンランドじゃん。
西湖は日本のフィンランド。
秋元がサウナ狂いになるわけです。
フィンランドで暮らしているのと同じなんですから。

4.トンネルを抜けるとそこは西湖であった

河口湖と西湖を結ぶ文化洞トンネル。
観光地として、地域のゲートウェイとして、商業的施設も豊富な河口湖に対して、
トンネルを抜けるとそこは別世界、自然あふれる西湖となります。
西湖は秘境。その雰囲気を2021年にして保てている。
なにしろ秋元少年時代の30年前から景色が変わっていないのだ。

5. 絶妙な大きさと2車線道路

天然の湖なのに、周囲ぴったり10キロという奇跡。
湖周回道路に信号がなく、オール2車線の為、マラソン、サイクル合宿天国。
箱根駅伝、よく練習してるなあ。
選手向けだけじゃない。
キャンパーのお子さんが自転車で一周回って見たいと思える、ちょうど良い大きさ。
対岸が見える安心感。

6. 弱風と快適透明度

周囲の大きさにも関係するところですが、風が強く吹かない。(お隣、本栖湖は強風が魅力)
だから西湖は流されない。流されたところで、見通しの効く対岸に打ち上がるだけだ。
快適透明度は秋元の造語。
数字には現れない、「飛び込みたくなる」水の綺麗さがそこにはある。
きれいじゃなきゃ、クニマス棲んでないよ。

7.動力船禁止

言わずと知れた、天下の環境省 動力船乗り入れ規制。
波立たない。ぶつからない。水汚れない。うるさくない。
ビギナーパドルスポーツ天国。

8.それなのに、穴場感

現地カヤックガイドが断言します。これ、間違いなく日本屈指の環境。
パドルスポーツのビギナーとキッズたちには、最高の環境だと店の看板かけて断言します。
でもこの、穴場感。これが西湖だよ。
そこが良いんだ。売れたらダメなんだ。

9. どう見ても、日本の中心だろ

日本地図を上から眺めて、黙って西湖を指さして見て下さい。
つまり、そういう事です。

「政治の首都」東京
「経済の首都」大阪
「文化の首都」京都

「アウトドアの首都」西湖(富士河口湖町)

今から、30年後。西湖はそう呼ばれる事になります。

ROBROYが超微力ながら、その後押しをしていきたい。

西湖育ちアウトドアガイドのささやかな願いとして。

30年サバイブして、この目で見届けよう。

西湖 オススメです。

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【ROBROY designing outdoors】は 
西湖専門 パドルスポーツガイドサービスです。

皆様のご連絡を、心よりお待ち致しております。