日本一ゆるい代表戦レビュー。三笘薫、君に決めた!カタールワールドカップアジア最終予選 オマーン対日本
2021.11.22

日本一ゆるい代表戦レビュー。三笘薫、君に決めた!カタールワールドカップアジア最終予選 オマーン対日本

皆様こんにちは。
ROBROY designing outdoors
秋元悠佑です。

カタールワールドカップアジア最終予選「オマーン対日本」を遅ればせながら、(結果を知った状態で)DAZNで観戦しました。

結果は、1-0で日本勝利。薄氷の勝利によって、日本は予選突破圏内のグループ2位に浮上です。ハラハラ感を持ったまま、最終予選は続きます。

○ 前回敗れたオマーンとのリベンジ戦

スポーツなんで、グループでの星取表とか、アウェーだからとかに関係なく、「やられたら、やり返す」が基本だと思うのです。そういう意味で、予選第1戦でホームで敗れたオマーン相手には、意地でも勝たなければいけないし、それこそ今や誰も言わなくなりましたが、(笑)「絶対に負けられない戦い」のはずなんで、その気合っぷりを観たかったわけであります。
独特のアウェーの雰囲気は、さすがアジア最終予選。イスラム感がたっぷり。決戦の舞台にふさわしい。
ここでこそ、魂の戦いを観たかった。
ここのところレギュラーのボランチ、守田英正選手が累積警告で出場停止でしたので、スタメンとフォーメーションにも注目していたのです。

○ しかし、何も変化が無いスタメンとフォーメーション

もはや触れずにスルーしますが、日本代表監督は、私が明日から変わりにやれると思いました。
政治家もそうですが、代表監督とJFAの会長は、責任が無くて楽しそうな仕事ですね。誰も自分から辞めるって言わないし。
守田の代わりに柴崎が入っての4-3-3だそうです。期待のストライカー「前田大然」は、ベンチにも入っていません。前田はオマーンまで飛行機乗って来て、観戦に来ただけですって。ふう。

○ 眠くなる前半

リアルタイムで観ていた人は、日本時間深夜1:00にキックオフ。試合が始まると、あまりにも眠たくなるような試合展開にびっくり。多分半分の人が寝たでしょう。あれ、意地でも負けられないはずでは。。この緊張感の無さはどこから来るのだろう。あれ?
チームとして、どう崩して誰がゴールを奪うのか?
というコンセプトは全く見えないまま、なんとなくもっさりとプレーして、前半の45分が過ぎていきました。
アウェーの雰囲気があるとは言え、引き分けで終わっても、マズいはずなんですが、、

○ 「飛車」の登場

後半開始を前に、ついにあの森保監督が動きます。普段ではありえないタイミングの速さで、待ってましたのエース「三笘薫」を柴崎選手に変えての投入です。ラスト15分しか使わないかと思っていたので、この交代のシーンがこの試合で一番興奮しました。
こちらの思ったとおり、後半は「三苫無双」となり、日本は一気に息を吹き返します。一人でやってんのか、と思うほどの大活躍で、三苫のお膳立てからの最後は伊東純也選手が押し込んでの、1-0で日本は勝利したのでした。めでたし、めでたし?

○ 総括。「ストロング」を自認せよ。

ここまであからさまに結果に出ると、笑うしかありません。
苦戦の要因ははっきりしていて、「使うべき選手を、使うべき所で使ってない」からでありまして、それに対する完全回答を、今回三苫が証明してくれました。これが答えだ。
調子のいい時の三苫は、素人目には「ネイマール級」に見えました。止められないし、相手にカードが出ることは必至。敵じゃなくて本当に良かったわ。

結果的には、ずっと冷遇されてきた三笘が森保監督の首を繋いだ形になっていて、それがなんとも皮肉。
考えてみれば、日本代表がこれだけスペシャルなドリブルの武器を持ったことが過去にあっただろうか?99ワールドユースの本山以来かな?
実質ネイマールが日本にいる状態なわけですから、彼を一番の武器にするべきです。三苫薫、君に決まり。
三苫を左サイドのファーストチョイスに考えると、じゃあ日本人唯一のチャンピオンズリーガー、リバプールの南野拓実はどうするんだ?という問題になります。

が、この際、南野をサイドで起用するのはいい加減止めてもらいたい。全く機能していないし、実は私が彼の一番の魅力だと思っている「シュートを流し込む上手さ」が、今のシステムではまるで発揮出来ていません。
もともと、このチームでは南野選手が最も得点をしていたわけで、もう一度サイドで崩して、中央のフィニッシャーとしての南野、という形を構築してもらいたいです。
右は、スピードスターの伊東と、エース、久保建英が戻って来たら面白いし。
そして、海外がまだ知らない日本の秘密兵器、秋元激推しの「前田大然」が控えているぞ。

で、守備が結構強いわけだから、
やっぱりこれは、本当はかなり強い日本代表、なのではないか?

駒は揃っているので、やはり采配に一番の問題があると思うのだけど。
勝ちはしましたが、監督問題、といういつもの結論に落ち着かざる負えない。

うーん、なんだかなぁ。。

何はともあれ、ワールドカップへの道は閉ざされませんでした。
甘々のアジア最終予選は続きます。次は1/27 ホームでの中国戦となります。

ありがとうございました。

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