センスとブランディング
2021.04.03

センスとブランディング

皆様こんにちは。
ROBROY designing outdoors
秋元悠佑です。

写真は現在制作中、ROBROYの受付でお客様をお出迎えする予定の看板です。素材は重厚感満載の石製。信頼出来るクラフトマンに制作依頼中のこだわりの看板になります。完全オーダーメイドで、世界にひとつだけ。昨日はここからさらに、金属のプレート加工を施して、ロゴマークを際立たせようという打ち合わせをして参りました。「渋カッコよく」というラインを狙っています。乞うご期待。

さて、今ROBROYでは、多くの制作物を抱えています。ホームページ、メニュー、看板、お客様へのサービス内容だってそうですね。クリエイトする作業にかかっています。

実は私個人で言うと、生まれてこの方、クリエイト、クラフトと言った「制作し、作り出すこと」は苦手な部類だと思って生きて来ました。苦手なので、極力やらない。近づかない。絵も描かない。手先も動かさない。何しろ図工の時間が苦手だったもので、そのトラウマが強烈に残っていたようです。

だから、そもそも目も向けない。これまでは、やんなきゃいけない時もあまり考えないようにして来ました。制作に時間がかかっているのは、そのためです。

でも、今まさに自分が世の中に出そうと思っているサービスがある中で、強制的にクリエイトする作業に向き合っています。すると、実はこれまで強烈過ぎる苦手意識、先入観にとらわれていただけではないか、と思うようになりました。

つまり、クリエイトしていく過程は、結構おもしろいねってこと。

ROBROYと、姉妹ブランド「湖の上商店」は、実質ゼロからブランドコンセプトを立ち上げている最中です。何が正解かわからないまま、その中で一定の理屈と、なんとなくこれだという感覚、どこかで折り合いをつけながら手探りで進めています。

その中で、いずれの課題においても意識していることは、「センス」があるかどうか。カッコいいかってことです。ガイドカンパニーは、ただただ「サービス業」なので、お客に提示しているものが、そのサービス内容を表しています。例えば提示しているホームページがカッコいいかが、実は重要な要素だと思っています。言い換えれば、出しているサービスが、やっている本人に似合っているかどうかですね。

私は、今依頼しているホームページや看板においては、作り手ではありません。しかし、自らが良いと思うイメージを伝え、出来上がってきたものに対して、リアクションを返すという作業が求められます。そういう意味では、編集者的な、プロデューサー的な役割が求められています。

ブランドロゴ、ホームページ、看板は、果たして自分のイメージに合っているのかどうか?プロデューサー的視点で己に問いかけます。これが正解がないだけに難しい。本当に難しい。産みの苦しみ。(笑)

ただ、苦しいだけに、面白くもあるじゃんね。

看板の件は、素材をどうする、デザインをどうするから始まって、打ち合わせだけでお腹いっぱいになりました。イメージは伝えられたと思います。出来上がりを、楽しみに待ちたい。

そして、上手くいったら、これこそがROBROYブランド戦略の要となります。我々がお客様に提示している「センス」の答えでもあります。良いと思ってもらえるだろうか。刺さる人には、刺さるものを用意したいです。

ここまでいくつかやってみて、見えてきたこともありました。

センスがあるかは、どうも一瞬のひらめきだけじゃないみたい。考えて、考えて、その先にたどり着いたもの、それにもセンスが宿ることがあるみたいだ。
センスは、思考量に比例する。(ときもある。)
だから、考え続けましょう。
ああ苦しい。(だから面白い!)

2021シーズン  第 3 日
【ROBROY designing outdoors】は 

西湖専門 パドルスポーツガイドサービスです。

皆様のご連絡を、心よりお待ち致しております。