好きになる”きっかけ”を作ること。ROBROYの教育事業
2021.03.14

好きになる”きっかけ”を作ること。ROBROYの教育事業

皆様こんにちは。
ROBROY designing outdoors
秋元悠佑です。

週明けの3/15(月)
ROBROYの今年最初の「教育旅行団体カヌー体験」が予定されています。

通常、こんな季節に実施することはないのですが、
今年はコロナの影響を受けて、前年実施予定だった教育旅行を年度末に済ましてしまおうという形であります。

県外の学校含めてこの3月に、計6-7校の問い合わせを頂いていましたが、結局実施までこぎ着けたのは、この1校のみでした。
緊急事態宣言の延長が影響したようです。

ということで、普段は体験に来ることはない、山梨県内の高校生の西湖カヤック体験という形になりました。

ROBROYの団体体験は、例えば明日で言うと100名ですが、一度に生徒皆さんでタンデムカヤックに乗って体験を行います。単純計算で50艇でツアーを行うという形です。

これが西湖名物。なかなか壮観な画が拡がります。

受け入れる側のホストとして、意識していることは、1点のみです。

「カヤックという遊びの楽しさを感じて頂く」

これだけです。

キャリアの中で、
以前は、例えば西湖の話であったり、環境保護系の話であったり、
せっかく子供たちの体験の機会を頂けるのだから、
私の考える、未来に向けたメッセージのようなものを伝えたいと思っていた時期もありました。
ですが、ある時ふと「そんなの嘘じゃん」と思ってバカらしくなり、やめてしまいました。

私が西湖の地で、アウトドアガイドの仕事をやっているのは、
「カヤックが面白くて、何とかその道で喰えないか」と思っているからであり、
子供の自然教育をしたいから、ではありません。
この気持にウソはありません。ピュアです。
究極言うと、自分がやりたいから、なんとかガイド業で喰わせてください。
とお客様にお願いしているようなものなのです。

「カヤックってこんなに夢中になる人がいるんだよ。魅力ある体験だよ。ぜひ皆さんも楽しんでみて。」

というのが、ROBROYから子供たちに発信したいメッセージであり、
まず自分がプレイヤーとして、”カヤックで人生を楽しみたい”というのが、
子供に何かを伝えたいよりも先にくるのです。

だから、運営側のガイドの方が楽しんでいる姿を見て欲しいし、そこから何かを感じてくれる生徒がいたら嬉しいなという感じです。

今回は選択希望制ですが、学校体験だと全員参加の時もあり、そんな時は、
内心「苦手だな。こわいな。」と思っている生徒もいることでしょう。
そんな子の為に、せめてやってるガイドの方が、
面白くてしょうがなくて、
ガイドがそんなに言うなら、しょうがない、ちょっとやってみよう。
と思わせるだけの体験が用意出来れよいなと考えています。

カヤックに限らず、アウトドアが好きになること。
それこそが、子供の教育につながることで、それ以上はいらないよ。

という考え方。
これを機に、好きになるかもしれない。
そのきっかけを作ってあげる。
ただ、それだけ。

修学旅行、西湖カヤックの時間が楽しかった!
と思ってもらえるツアーを心がけて、満足して帰ってもらおうと思っています。

楽しさ、面白さだけをただただ感じてもらえるように。
これが実は、シンプルにして難しかったりしますけどね。

明日、今年第1弾です。
今日は準備を頑張らないとね。

シーズン開始まであと18日!

【ROBROY designing outdoors】は 
西湖専門 パドルスポーツガイドサービスです。