台風襲来!?こんな時どうする? 林間学校カヌー体験
皆様こんにちは。
ROBROY designing outdoors
秋元悠佑です。
怒涛の3連戦。中日は、実は午前と午後、学校が異なっての2回転となるはずが、、台風並みの悪天候となりまして、さあ大変なことになりました。
自分用にメモしておきます。
体験当日。
AM7:00
先生と電話協議。この時点で西湖は雨、風共にひどくはなく、計画継続で予定通り行う方針。
AM9:00
天気予報を上回るほどの強烈な突風が西湖を襲う。当初の体験のスタート時刻は10:30。この時点で、午前中の体験は無理と判断。こちらから中止の連絡を入れる。こちらの受け入れ体制がとれたため、翌日へのスライドを提案、採択される。
よって、午前中体験予定の学校は、翌日に延期。
AM10:00
午後に体験の学校の予定がまだ残っている。西湖は依然、暴風雨。しかし、午後は止むかもしれない。天気予報によれば、午後は回復傾向。開催するべきか、難しい判断。
AM10:30
学校の先生サイドの希望。出来るやり方があるのなら、出来るだけ体験させたいとの要望。
それならと、出来る方法を考える。強風、雨と生徒の体力を考慮して、やれると判断。スタッフを招集する。
PM12:00
考案した実施方法を先生に伝えて、準備。体験開始が13:30に決まる。
PM13:30
雨はあがり、風は残るなか、体験開始。
とまあ、こんな感じで推移して、なんとか体験をご案内することが出来ました。
午後は落ち着きましたが、午前中は台風並みの強風でどうにもならないといった感じでしたから、今回採用した案はクラス単位の「カヌートレイン」。
連結して、一つの大きなフネという概念を持ち込んで、みんなで操船しようというスタイル。
苦肉の策でしたが、このコンディションでは、それしか方法がなかったよ。。
それでも、生徒にとっては風の強い湖を経験することが出来たし、少しでも船上にいる感覚は掴めたと思います。
アウトドアの体験は、自然に人間の側が合わせるのが基本のはずです。
自然のコンディションが悪ければ、柔軟に予定を変更する。
この日はこれしかなかったし、この日でしか経験出来ない体験を出来たはず。
そう思うしかない。
この学校の先生は、とても意欲的で、生徒に経験させることに価値があると考える先生で。
この悪天候の中、実施の判断を下すのは、まあなかなか出来ない判断で凄いと思いました。
悪い時も経験させるのが自然教室の本質なのだから、危険を回避するやり方を取れるのなら、私は支持します。
という訳で、参加の生徒も先生も、我々も頑張り、なんとか成功に漕ぎ着けたのでした。
いつも、良い時ばかりではないけれど、、土壇場で決断を下した自分を支持したい。トラブルなく、安全に終われて、出来る形で実施した。
良い経験にしたいと思います。
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皆様のご連絡を、心よりお待ち致しております。