World Championships2022
ご無沙汰しております!
湖の上商店 水遊びガイドの
平岩達樹です😊
6/2〜6/6、フランス・トレニャック(Treignac)で開催された、
ICF Wildwater Canoeing World Championships 2022
に出場してきました!
ヴェゼール渓谷(Vezere)というトレニャックの町中を流れる川が競技会場でした。
ヴェゼール川は普段はサラサラと水が流れる穏やかな川で、毎年このシーズンの日中だけ上流のダムから放流して、
ラフティングやカヤックを楽しめるウォーターアクティビティのフィールドになります!
この町並みの美しさが写真じゃ伝わらないのが悲しい😂
写真や動画で見ると川の水が茶色いので、汚い川なのかな?と思ってしまいますが、
実はフランスの中でもかなり水の純度は高く、この地域ではペットボトルよりも水道水のほうが美味しいというくらいきれいな水が流れています。軟水です👍
水は鉄分が多いため茶色く見えていて、舐めてみるとたしかに鉄っぽい味がしました😋
良い子は真似しないでください笑
5/30〜6/2 公式練習
5/28,29と日本からパリへ、パリからトレニャックへと移動した後、会場についてからは4日間の公式練習の日程が組まれています。
練習期間中はフランスとスイスチームのパドリングコーチにが引率してくれるTraining programに参加し、
オーストラリア、カナダ、ブラジルの選手たちと一緒に練習をしました。
日本の大会では通常1.5km、最長でも3kmほどでコースも覚えやすいということで、Training programなるものは存在しないのですが、
トレニャックのコースは、森の中で同じような景色が続き、岩も至るところに転がっていて、さらには距離約5kmと超ーロング😂
you-tubeをご覧いただくとわかると思いますが、漕いでいたらいきなり目の前に岩が現れる!みたいのこともあります😱
避けられなければカヤックは壊れますし、自分も大怪我するかも知れません。
初めて降る場合は単独ではかなり危険ということです。
引率してくれたのはフランスとスイスのトップランカーたち!
彼らは今シーズンは試合には出ずコーチをとして活動し、来年また世界規模のレースに参加するというスタイルだそうです。
日本ではあまり聞かない選手生活の送り方も勉強になりました😄
Training programでコーチにコースラインを教えてもらいながら期間中に6本降りましたが、
!長すぎる!
正直、目立ったポイントが目の前に来てやっと、ここだ!と気づくレベルで、全体の半分くらいしか覚えられませんでした。
大きな特徴もなく似たような景色が続く場所では、本当にどこを通ったら良いかわからないので、間違えて岩の上に乗り上げることも😅
宿に帰ってからは、必死に動画を見返して復習。
とはいえ一本20分もあるので2、3本見たら就寝タイム、、、なかなかラインは覚えられません😂😂
そんなこんなで、いつも以上に筋肉を動かし、頭を使い、普段はない緊張感で練習をしていると、あっという間に本番前日!!
体力を回復させつつ、6/2には開会式がありました!
開会式
日本の大会ではキチッとビシッと整列して、色んな来賓の方々のお言葉をいただき、
「宣誓〜、われわれ選手一同は〜」なんて流れですが、
世界選手権では、町中を選手団がパレードしたその流れで開会式会場に集まり、どこにどの国が並ぶととかは関係なくぐちゃぐちゃっと集まって、
各国の旗を掲げた子どもたちがステージ上に集まると、市長さんやMCが3、4人しゃっべって終わり。
ときどき、選手団や観客から上がる歓声や、ステージ上の子どもたちが手を振っている様子は、
日本人からすると「お祭り」に近いかも知れません!
MCもハイテンションで会場を盛り上げていて、なんだかワクワクする空間でした✨😄✨
翌日はいよいよSprint(ショートレース)本番!
おらワクワクしてきたぞぉ😆🐉って感じでした👍
〜きっかけは西湖の水遊びガイドから〜
みずのうえ商店で皆さんをお待ちしています!