トップアスリートのネクストステージ
2021.09.18

トップアスリートのネクストステージ

こんにちは!
湖の上商店 水遊びガイドの平岩達樹です😄

私が西湖でインストラクターを始めてから5ヶ月立ちました。
お客さまにもお越しいただいていて楽しくガイドを続けられています。

とはいえ例年であればサマーシーズンは休みがなくなるほど賑わうアウトドアアクティビティなのですが、新型コロナの影響でフリータイムが増えているのが現状です。

競技者としては、今年の大会がほとんど中止になっている一方で、練習時間が増えるという意味では有効活用できています。

西湖には、その時間をうまく使おう!というアスリートが集まってきてくれます!
先日カヌースプリント競技のトップアスリート、八角(ほすみ)選手と渡邉(わたなべ)選手のお2人が遊びに来てくれました✨

1人目の八角(ほすみ)選手はカナディアン男子の日本代表クラス!
カナディアンカヌーの選手でありながら、カヤックも上手に漕げる日本では珍しい選手で、今回はリバーカヤック艇でロールの練習をしに来てくれました!しかも富士登山の帰りに笑

フロントロールはすでに習得済みだったので、バックデッキロールの練習をすることに!
私が何日かかけて習得したロールを、あっさり数時間でクリアしてしまいました😂
運動神経がハンパない💪

スポーツに対する考え方や指導感に共感しあって、話がはずんで止まらず、夜は焼き肉デートで延長戦✨

今後も予定を合わせて一緒に練習することになりました😆
よっしゃーーー!!!仲間が増えたー!!!なんて最後まではしゃいで終わりました。
練習を一人でするしかない社会人アスリートあるあるです👍

自分のメイン競技・種目以外にもボルダリングや登山など普段からいろんなことにチャレンジしようという姿勢はスポーツ選手が強くなる秘訣ですね✨

生涯スポーツへの架け橋にもなる!

2人目の渡邉選手は山梨出身のカヤック女子の元高校生チャンプ!
社会人になってもカヌーが大好きでやめられず、3年後のパリ五輪で新種目になるエクストリームスラロームに興味をもってチャレンジしたいと連絡をくれました✨

彼女とは中学生の頃からの知り合いで、スプリントの練習を何度も一緒にやってきました。
今回は今までと違い、彼女から新しいことに挑戦したい!一緒に練習をしてくれ!と連絡があったのでとても嬉しかったです😆

すぐに予定を決めて東京から練習しにきてくれました!
行動力がすごいですよね!
ちなみに自宅にエルゴメーターを買って練習しているそうです😯
THEストイックな彼女を尊敬しています。

今回はスラローム艇で漕ぎ方の基礎とロール練習をしました。
なぜトップクラスの選手が基本動作?と思うかも知れませんが、フネやパドルの形が違うと漕ぎ方も変わってきます。
スプリント競技の選手は競技柄、真っすぐ進むのに特化したフネに乗って、スプーンパドルで反復動作を繰り返すだけになってしまうので、
リバーカヤックに乗ったときにうまくコントロールできなかったり、平パドルで水をうまくつかめなかったりします。

左から、スラローム艇、ワイルド艇、スプリント艇

漕ぎ方もF(フォアード)ストローク以外に、Fスイープ、B(バック)スイープ、スカーリング、カットなどたくさんある動作を使い分けなければなりません。
そこにフネの傾きや重心移動の要素も加わると大混乱ですよね😅笑

少しずつでも確実に上手になるためには、丁寧に、基礎練習から始めることが大事です👍

2人とも共通しているのは、他のスポーツにもチャレンジしてみよう!という気持ちと、大会が中止になったおかげで本来の遠征がなくなり、時間ができたおかげで西湖に来れたということ!
新型コロナ感染拡大は嬉しいものではないですが、見方を変えれば私達が成長するチャンスにもなっていますね✨

“ピンチを乗り越えた先には、成長した自分が待っている”
トップアスリートは常に成長し続けます!

なんか前にも言った気がする🤔?

西湖のカヌー・SUP体験は私にお任せ!
みずのうえ商店で皆さんをお待ちしています😊