悠久の西湖。 時空を超えるいかだ体験
2021.05.10

悠久の西湖。 時空を超えるいかだ体験

皆様こんにちは。
ROBROY designing outdoors
秋元悠佑です。

本日のROBROYは、非常にマイクロツーリズム的な、地元の中学生を対象とした、西湖いかだ体験を開催させて頂きました。

西湖でいかだ体験、これは合うよってお話。

ROBROYの教育旅行いかだ体験は、体験時間は約2時間です。いかだの材料には、

  • タイヤチューブ
  • 杉の背板
  • 麻ひも

を使用しています。
短時間で作成出来て、コンパクトに搬送することまで考えて考案された、ROBROYオリジナルのいかだ体験。
このスタイルは、全国的に見ても、珍しいんじゃないかな。

タイヤチューブを地面に並べて形を決めて、自分たちが乗るステージを背板で確保して、それを麻ひもで縛っていきます。作業に飽きてしまうギリギリの、30分以内にいかだを作成してしまうことがポイントです。
作業工程は、シンプルに「縛る」だけ。いかだ作りより、いかだ遊びに重点を置いた構成にしています。

いかだ体験を主宰する立場として、頭を悩ますのは、浮力をどう確保するかという点。
出来れば太古の昔のように、丸太でビシッと揃えたいところですが、現代でこれをやると大変。。
丸太は重くてとても持ち上がらないし、コストが半端なく跳ね上がってしまいます。

竹はどうかというと、これも浮力を確保出来るような良質の竹を手に入れるには、コストと置き場所の確保の問題が出てきます。竹なんか、そこらじゅうに生えていますが、まっすぐ立派なものは、逆に手に入らなかったりするものです。(竹にコストを掛けるのは、違うと思っているのもある)

というわけで、ROBROYでは、タイヤのチューブで浮力を確保しています。パンクのリスクはあるわけですが、持ち運びの軽さを考えた時、現状ではこれが一番なのかなあって感じです。全国各地の同業他社の方々、ノウハウは提供しますよ。(笑)

さて、肝心の体験本番。本日は気候的には最高で、暖かい日差しのなか、タイムスケジュールも想定どおりに進んで、非常に良いいかだ体験が出来たと思います。生徒も楽しそうで、どっちかというと泳ぐ方に夢中でしたが、(笑)いかだを漕ぎ進めるのも上手で。さすが、ザ・田舎の学校!という感じでした。

講師としての私が心がけた点は、今回も1点のみ。それは「水遊びの楽しさを伝える」という事でして。
いくつかポイントとなるフレーズを混ぜながら、「将来にわたって水遊びを楽しむコツ」を散りばめたつもりです。体験した生徒には、どう響いたでしょうね。私個人としては、今回もまた新しいいかだ体験がご案内出来たのではないか、と自負しております。(笑)

生徒は楽しそうに遊んでくれた。今日は成功としよう。

他に気づいた点は、
ROBROYスタッフにして、「湖の上商店」店長のたつきがいると、準備片付けが圧倒的に楽だった点。やっぱり最後はマンパワー。人が財産だと改めて思わされました。人を大事にしろってことね。

いかだを漕ぎ出していって溶岩帯をバックにすると、人工の建物が目に入らなくて、そこには1000年の時を超えて景色が変わらない西湖の原風景が広がります。
ずっと大昔から、変わらずそこにあった湖。そこで暮らしていた人々。そんな想いに浸る西湖のいかだ体験。
どこか悠久の雰囲気漂う西湖には、いかだ体験も良く似合います。

雰囲気出せるような、いかだ体験をこれからも用意していきます。
ご時世的に難しいなか、こういう機会を頂けたことに、こちらも感謝です。

本日もありがとうございました。

2021シーズン  第40日目
【ROBROY designing outdoors】は 

西湖専門 パドルスポーツガイドサービスです。

皆様のご連絡を、心よりお待ち致しております。