継続は力になった。かわいい発表会
2021.03.28

継続は力になった。かわいい発表会

皆様こんにちは。
ROBROY designing outdoors
秋元悠佑です。

週末の土日の2日間を、午前午後まるまる使って、「かわいいカヌークラブ」練習成果の発表会を行いました。

富士川は、水量は割と多め。気温も高めで過ごしやすいが、この時期特有の海から上ってくる風がかなり強くて、という感じ。概ね良いコンディションであったと思います。

今回は、カヌー・スラロームコースを設営してのタイム計測会を行ったわけですが、設置ゲートは全8ゲート。ダウンゲートとアップゲートもバランス良く配置。手弁当で設置するには贅沢な、本格コースを用意することが出来ました。難易度、大人の選手がやっても普通に高かったと思います。

さて、私は設営やら、タイム計測やらに大忙しだったわけですが、指導してきたキッズたちの成長が見られたことにとても満足な、カヌー漬けの2日間を過ごすことが出来ました。

練習で同じことをやっていても、1人づつ注目されてタイムを測るというスタイルは、子供からするとやっぱり緊張するようで、これもまた成長の機会かなと微笑ましくなったり。練習と本番は違うことを体感しているようでありました。

こわいな、苦手だな、と内心思っているキッズたちも今回はチャレンジ精神を持って取り組んでくれて。それは楽しかったみたいで。
各々のレベルで、チャレンジと楽しみを持てたことが良かったかなと思いました。

午前のスラロームを終了してからは、約束のワイルドウォーター、タイムアタック。国体の競技選手に混じって、私もチャレンジ。衰えた体力の限界の向こう側まで、パドルを回して。。

○ 水の重い強パドルを回しても、ボートのバランスを保てなければ前方ベクトルの力のロスが激しく、推進力には繋がらないなと思ったり。
○ 急流セクションに入ったら、漕ぎ方、ピッチを変えて、パドルの高速回転もアリだなと思ったり。
○ インストラクターなので、速くなくても、流れるような美しいフォームを身に着けたいと思ったり。

近年で1番の高心拍数に達し、終了後の疲労困憊は凄まじいものがありましたが(笑)。やっぱりスポーツ後の疲労感は、人生最高のご褒美のひとつですね。

佐川監督と私、それぞれ商売上のシーズンインを迎えて忙しくなりますから、「かわいい」の活動も、今週で一区切り。これからのシーズンは、「富士川クラフトパーク」のカヌー場での練習がメインとなります。

冬季期間中、本当に毎週のように、練習を繰り返してきたキッズたち。それぞれに成長の機会を掴めたと思うし、意義のある活動であったと思います。私はボランティアの活動ですが、お釣りの方が大きいことは、昨日のブログで書かせて頂いた通り。みんな良く頑張った。

保護者はキッズのチャレンジを見て、どう思ったですかね。お子さんを預けて頂いたこと、こちらも感謝したいと思います。

それぞれに良さがありみんな頑張っていまして、1人をあげるのも、本意ではないと言えばないのですが、個人的に特に印象的だったのは、小学校2年の男の子Kちゃん。ゲートセットが難しかった為に連続でゲートをくぐることは難しく、1ゲートごと漕ぎ上ってリトライを繰り返すのですが、自分から勝負を投げることはありません。男の子のムキになった「頑なさ」が、そこにはあり、その「しつこさ」には、胸を打たれて、こちらが泣きそうになりました。

そうだよな。まわりを黙らせるくらい、「しつこさ」を見せつけるのが、己の存在証明だよな。

大人になっても、頑なでしつこくてもいいよな。

私は、ROBROYでそれを見せるよ。

シーズン開始まであと4日!

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西湖専門 パドルスポーツガイドサービスです。

皆様のご連絡を、心よりお待ち致しております。