グレートローカリズム
2021.03.08

グレートローカリズム

皆様こんにちは。
ROBROY designing outdoors
秋元悠佑です。

ROBROYのカンパニーコンセプトは、
【極端 ローカル 開放感】であります。

本日は、”ローカル”について。

ROBROYは、小さくは西湖、大きくは山梨、世界に出た時は日本を意識して、
活動を進めて行きたいです。

ローカリズム。地元、ホームを意識するということ。

私のような、アウトドアガイドを生業にしているような方だと、全国のフィールドを飛び回ってガイドして。
という方も多くいらっしゃいますね。
登山ガイドだけでなくて、カヌー・カヤックカンパニーにもいらっしゃいます。

ある部分では、うらやましいです。
実は私は、北海道も九州も、人生で訪れたことがないのです。
ですから、北海道や九州のスポットを何も知らない。
日本国内のアウトドア事情を深くわかっていない。
この点、お客様に教えて頂くことの方が、多いくらいです。

現在、ROBROYと秋元は、西湖オンリーで活動しています。
昨日の記事でも紹介させて頂いたとおり、運搬、輸送に関しては、やろうと思えばしっかりしたシステムを持っているにも関わらず、です。

将来的に考えが変わるかも知れませんが、
現在のところ、西湖オンリー。その理由は、

「西湖でなら、秋元がやるツアーには、意味と価値がある。」と考えているからです。

東京から引っ越してきて、
7歳のころから12歳まで、少年時代を西湖畔で暮らし、湖畔を眺めて生きてきました。
当時と今と、ほとんど景色が変わらない西湖を眺めていると、
つくづく、「私のふるさとはここなんだな。」と感じます。
自然と地元愛を感じます。

そんな西湖で、
「遊びを仕事に。仕事を遊びに。」を地で行くようなスタイルの働き方をしていますが、時々、どこか申し訳ないような気持ちになるようなこともあります。

ニュースで、深刻な社会情勢を目の当たりにするたび、
「私は、こんなにやりたいことをやってて自由だけど、社会の為に果たしてそれで良いのだろうか?」
というような気持ちにさせられます。
きしむ音を立てながら大人たちが歯車を必死で回していて、その恩恵に乗っかっているのに、私は好きに過ごして、バチが当たらないのかな?
そんな気分です。傲慢な上から目線を承知の上で。
もちろんこっちだって、それ相応のコストを払っています。税金も納めています。
でも、時々思うんですよね。

社会の構成員として、私に何が出来るだろうか?

現時点でのマイアンサー。

“私が西湖でアウトドアガイドをやるのなら。”

「西湖」にこだわって、「西湖」を離れるつもりがないので、その活動は、少しだけ意味を持つし、
私にしか出来ないことを「西湖」でやるなら、その活動は、世間に受け入れられ、認めてもらえると思うのです。
「西湖」で同じことをやる人間は、私の他に、誰もいませんから。
西湖にこだわって活動するのは、社会に対する「贖罪のような気持ち」も私の中であるのでしょう。

西湖×湖のアクテビティ×オリジナリティ=ROBROY
となった時、世界で私にしか出来ない活動があると信じています。
ありがたいことに、ROBROYは西湖に受け入れて頂き、活動させて頂いています。

ROBROYは、これからも謙虚な気持ちを忘れず、西湖の魅力向上に貢献して行きたいです。

シーズン開始まであと24日!

【ROBROY designing outdoors】は 
西湖専門 パドルスポーツガイドサービスです。

皆様のご連絡を、心よりお待ち致しております。