愛嬌こそ、パーソナリティー
2021.02.23

愛嬌こそ、パーソナリティー

皆様こんにちは。
ROBROY designing outdoors
秋元悠佑です。

映画「すばらしき世界」(西川美和監督)を、
TOHOシネマズ甲府にて、鑑賞して参りました。

「落語とは、業の肯定である」(立川談志)
を映画にしたような、人間の光も影も描き切るような話に、しびれまくりました。
大傑作だと思いました。

人間の持つ、

親、肉親に対する思い、であるとか、
社会のアンダーグラウンドに生きている人々の思い、であるとか、
それでも生きて行かなきゃいけないのが人生、であるとか、
愛嬌こそパーソナリティー、であるとか。

監督が上手いのか、撮影が上手いのか、編集が上手いのか、
役者が良いのか、
(役所広司、仲野大賀が凄すぎる)

何が成功しているのか、良くわかりませんが、
映画はとにかく素晴らしいの一言。
「映画を観た」と思わせてくれるのに、十分な一本でありました。

劇場出てから、衝撃が凄すぎて、トボトボとしか歩けない感じ。
足が、重かったのよ。笑

この世界は不条理に満ちていて、
「人間社会」は残酷で悲惨で、生きてくだけで苦しくて、
それでも生きて行かなくちゃ行けなくって、

社会はきついけど、
「人間」って、時に良いよね。

みたいなメッセージじゃないかなと思うし、一観客として、そう受け取りました。

そして、実生活に活かしたい、
秋元がこの映画から受けた教訓は、

“人間は、愛嬌がなくっちゃね。”

プライベートがゴタゴタで、2年ほど映画全然観られなかったけど、
今、邦画って凄いのかもね。
あたりばっかりだ。

シーズン開始まであと38日!

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