ガイド業に向いているのは、こういう人
2021.02.19

ガイド業に向いているのは、こういう人

皆様こんにちは。
ROBROY designing outdoors
秋元悠佑です。

写真は昨日の秋元仕事風景。働いていますね。笑

がんばれゆうすけ。

さて、昨日は、
仕事終わりに独立の相談を受けました。
転職して、アウトドアガイド業をやってみたいという40歳男性からの相談。
妻子あり。長く接客、営業の経験があるという方です。

私なんかのところに相談をいただけるのは、大変にありがたく、真摯にお話を聞かせて頂きました。
そして私の方からも、「自称 業界のトップランナー」として、思うこと、先の見通し、向き不向きなどの点に関してお話させて頂きました。

秋元の経験では、
アウトドアガイド業に向いている人は、こういう人が向いていると思います。

1.究極の接客業であることを理解する。

アウトドアの業界に来る人は、当たり前ですが、全員「自然が好き」だし、田舎暮らしがしたいし、自由を愛しています。自分はそれが好きなんだと気づけていることは、とても良いことです。

ですが、それが最初に来ちゃうと、「職業」として考えた時に、しんどい場面が出てくるんじゃないかなと思います。

自然が好きなら、職業にしなくても、休日に自然を楽しむという事で良いわけです。
むしろ、プロより楽しめたりします。

職業にしたい。プロになりたいと思うのなら、人間からお金を頂く以上、
ホテルや居酒屋さんなどと全く同じ、「接客業」であることを理解する必要があります。

アウトドアガイド業というのは、
例えるなら、”まるで夫婦関係のように”、

ガイドの数だけやり方があって、やり方に正解がないお仕事です。

自分が用意した精一杯のサービスを、お客様に評価して頂くことで、収入を得ています。
お客様を、ヒトを喜ばせて、なんぼのしごと。

ですから、まず「接客業」がやりたいが先にきて、
接客業のなかで自然が好きだから「アウトドア」関係がいいかな。
という人であれば、「職業としてのアウトドアガイド」に向いていると思います。

2.誰より練習する気持ちがある。

練習という言葉では、全てを範囲しきれなかったのですが、
「勉強」とか、「トレーニング」の言葉に置き換えても良いです。
プロを名乗るということは、そういう事だと思っています。
現状の実績があるかや、現状の実力があるかは、一切関係なく、

「この先、誰よりも練習して、プロとして喰っていこうという気概があるのか」

ということ。

”趣味をしごとにしてしまった問題”というものがあり、
例えば、職業として始めた瞬間、
仕事が入らないと、カヌーに乗らなくなったというガイドさんを、何人も知っています。
それはそれで、ひとつの哲学ですが、
職業としての深み、味わいというのもは出ないんじゃないかなと、
私個人は思います。
日々、追求するタイプの人の方が、間違いなく向いています。

3.教養がある。

海外と違って、資格も何もなく始められる日本の「アウトドアガイド」ですが、
それだけに、お客様も様々です。質はお互いに担保されません。
その全てに対応しようと思ったら、教養がなければと思います。
曰く「銀座のクラブのママ」のように。(秋元は未体験ですので、本当かはわかりませんが)

自然の奥地から、社会を見渡し、本質を見極める。
複雑に絡まりあった社会問題を、シンプルに解きほぐす視点を社会に還元する。

日々、自然を相手に暮らしている「アウトドアガイド」の社会的責任って、そういう事だと思うのですけど。

以上、
秋元個人も日々向き合っている
「アウトドアガイド」たるもの、こうあれ。
みたいなことを書いてみました。

いろんな考え方がありますが、秋元の相談されたら、まあこういう感じ。こういうテイスト。笑

でも、とっても楽しいしごとです。幸せ。

ガイド業に興味がある方は、ぜひROBROYまでご連絡ください。

共に、夢見ましょう。

シーズン開始まであと42日!

【ROBROY designing outdoors】は 
西湖専門 パドルスポーツガイドサービスです。

皆様のご連絡を、心よりお待ち致しております。