競技からライフスタイルスポーツへ
2021.01.23

競技からライフスタイルスポーツへ

皆様こんにちは。
ROBROY designing outdoors
秋元悠佑です。

ROBROYの活動する富士北麓エリアは、寒い日が続いています。
陽が出ていれば暖かいけど、夜は寒いですね。

写真は西湖のお隣、精進湖。凍っています。

ちなみに、西湖は凍りません。
精進湖と違い、西湖は深いので、湖底と表層の水の循環があるので、凍らないと言われています。

精進湖といえば、知る人ぞ知る、競技カヌー・カヤックの聖地であります。
500メートルのコースがあり、かつてのフラットウォーターレーシング、
現在の五輪種目「カヌースプリント」の競技場があります。
地元の中高生が日々練習していますし、
東京五輪男子カヤックフォア代表 藤嶋大規 選手を輩出した土地柄でもあります。

そういう意味で、富士河口湖町はカヤックタウンと言えます。
秋元も山梨県カヌー協会の一員として、活躍を応援しています。

さて今日は、「カヤック競技」もたまにやる、
秋元個人の競技に対するスタンスについて、

私は現在、競技を目指すキッズの指導をしたりしていますし、自身もたまに

カヌー・スラローム
カヌー・ワイルドウォーター

という種目の競技会に参加したりすることもあるんですが、
もう成績を求めるような事は一切なく、純粋にカヤックの世界を追求して行きたいとの思いで競技に参加しています。

だから、そのために練習とかはしない。

思えば、ずっと子供の頃からスポーツをしてきて、スポーツ選手になりたかった。
競い合い、そこで結果を出すことが1番かっこいい事だと、25歳くらいまでは本気で思っていたような気がします。

ところが、今はどういう訳だか、まったくそのように思いません。
競技の順位には興味がない。

これは、一つは、カヤックがアウトドアスポーツであること。
もう一つは、本流堂タケの影響を受けましたが、自分が楽しむのが1番っていう考え方を学んだ事が大きいですかね。

自然のなかで、身体を動かすのが好き。
身体を動かす事で、自然を浴びたい。感じたい。
その時に、他人と競い合うとか、そういうのは必要ないなって。
自分がやりたいのか。楽しいのかどうか。
そういうのが大事だなって。

若い時には、考えもしなかった発想ですね。

だから、自分のなかで、
競技スポーツからライフスタイルスポーツへのパラダイムシフトが起こっています。
ジョギングしかり、ウインドサーフィンしかり。スケボーしかり。

競わない。楽しむ。

楽しいからやる。

それでも、競技は一切やらないのかというと、そんな事はなくて、
やっぱり競技でしかわからない世界がある。

自分の技術力だったり。
参加している選手の体型だったり。
道具の形だったり。

そういうものからインスピレーションを受けていたいんで、
年1回くらいの間隔で、本気のチャレンジを続けて行きたいなあと思っています。その日、その瞬間の、自分のMAXを出すって気持ちで。
子供は競技があると、やっぱり目標があって、取っ掛かりやすいしね。

でも基本は、ライフスタイルスポーツ。
楽しいから、それをしないと生きていけないから、
歯を磨くように、淡々と楽しんで行きたいですね。

今日はここまで。
カヤックのある人生を。皆様よろしくお願い致します。

シーズン開始まであと69日!

【ROBROY designing outdoors】は 
西湖専門 パドルスポーツガイドサービスです。

皆様のご連絡を、心よりお待ち致しております。